そこさえ舐めてりゃいいってもンじゃねぇ!

そろそろブログを閉鎖します

強みのある声を出すには? 「お尻で椅子の座面を踏みつけることを意識してみる」ってマジや!?

朗読指導者の本を読んだ。オモロかった。特に声には5種類。え、マジ?

声は①大小②高低③長短④軽重⑤強弱 があるという。

その中でも重要なのは声の強さだと筆者。声の表現力は強弱らしい。こうある。「強さ」は思いの強さの表現であるが、「弱さ」は思いの弱さだけではなく強さとの対比で繊細な思いを表現することができるという。

むむむー!強弱は意識してなかった。せいぜい大小と高低くらいやん。

またこれはオモロしかった。椅子に座った状態。強みのある声を出すには? お尻で椅子の座面を踏みつけることを意識してみること。背筋を軽め伸ばすようにして、腰の力を座面に押しつける。そして声を出してみ。身体の重みが声にのっかる感じがするやろ。ああ!ほんとや。すげえじゃんけえ。たぶん、座面に意識がいってるから余分な力が抜ける。抜けてるのに声が「ドシン!」と出るのがオモロい。自分の身体を自分でコントロールしない。コントロール権を半分だけ手離すって感覚。そっちの方が自分のポテンシャルが出る。ブリーチの一護が仮面に自分をあずけた方が強かったみたいな。

 

『声を鍛える』(2017/渡辺知明)