そこさえ舐めてりゃいいってもンじゃねぇ!

そろそろブログを閉鎖します

仮面ライダーBLACK SUNを観てたらイケメンの乳首に興奮した

前前前世のように遠い記憶だが、小学生時代に『仮面ライダーBLACK RX』を観た。大好きだった。当時だから保育園のときなのか、ビデオで見たのか定かではないが見た。

さて、10月28日からアマゾンプライムで『仮面ライダーBLACK SUN』が配信された。主役はドライブ・マイ・カーの人と、孤狼の血でチンピラの耳をかみちぎった人。

結論からいうと、ガチ過ぎたシン・ゴジラだった。わかりますかね。ユーモアをごっそり抜いてムキムキな政治性をイッツマイライフ!

シン・ゴジラも政治的だった。でもユーモアがあった。ミサイル撃ちますか?撃ちませんか?の問答(登場人物は真面目にやってるのがまた良い)、コミュニケーション力無さそうな人たちが作戦考える。そんなユーモアを根こそぎ引きちぎった。それが『仮面ライダーBLACK SUN』。

観ながらこう思った。製作陣ってもしかして政治的なものを作るときユーモアを抜かなきゃって思ってるのかな?と。

ユーモアがあるからシリアスが活きる。今放送してるNHK『鎌倉殿の13人』を観れば分かる。これは中心人物が連続死ね死ねミサイル撃ち放ったくらいにドンドン死んでいく。実際に戦国時代の武将たちは「私たちのしてる事なんて鎌倉時代に比べたらヌルいっすよ」と言っていたほど。だからさっさと死ぬのは史実。

これがどういう劇になっているかというと、ユーモアだらけ。お笑い番組のコントを見てるような可笑しさがある。と思って人物に愛着が沸いたところでザクっと殺される。心がかき乱される。笑いがフリなってるのだ。

笑いがあるからシリアスが何十倍も活きる。

今回の『仮面ライダーBLACK SUN』はずっとシリアス。もちろん、私がまばたきした瞬間に笑いどころが提供されている可能性もある。

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